ストロベリーショートケイクス [映画]
ストロベリーショートケイクス
映画サービスデーと言うこともあり、気になっていたこの作品を観ることに。
渋谷の シネ・アミューズ 13時の回 客層は30代〜40代の男性客、20代女性客が多かった。そして、60代とみられる女性が一人で見に来ていたことに驚きました。
開演までに約5割の客席が埋まる。(平日の昼なのにこの埋まり具合にも驚きでした)
監 督:矢崎仁司 脚 本:狗飼恭子 原 作:魚喃キリコ
出演:池脇千鶴 中越典子 中村優子 岩瀬塔子 加瀬亮 安藤政信 趙民和 奥村公延 中原ひとみ 村杉蝉之介
物語:
2年前の大失恋を乗り越えて逞しく生きる里子は“恋に恋する”日々を過ごすデリヘル店「ヘブンスゲイト」の電話番。デリヘル嬢の秋代はお金を貯めて5階以上の一人用マンションを購入し、ボケそうになったら飛び降り自殺をすることを決めている。 それは決して叶うことのない菊池への想いを貫こうとする彼女の将来設計だった。 プライドが高く、強く生きようとするがために過食と嘔吐を繰り返すイラストレーターの塔子。業務OLのちひろは男に愛されることでしか自分の存在を確認できないでいるが、結婚に執着するちひろに恋人の永井はうんざりしている。 仕事も好きなものも嫌いなものも、全部違う、でもこの小さな東京で暮らす女の子たち。それぞれのままならない思いを抱え、傷つき、泣きながらも、人生にきちんと向かい合った時、彼女たちに小さな奇跡が起こる。(公式より)
感想:
魚喃キリコの漫画を実写映画化
里子(池脇千鶴), 秋代(中村優子), 塔子(岩瀬塔子), ちひろ(中越典子)4人の女性の異なる恋愛模様が並行して物語が進んでいきます。
4人の個性あるキャラクターの描写がうまく、4人の物語がちょっとしたところでリンクしてみたり、4人の個性を象徴するかのような住居とアイテム、そこでのちょっとした照明の違いなどで、物語的には大して盛り上がりもなく、淡々と2時間、進んでいくのですが、見事に飽きさせることなく4人の女性達のライフスタイルを描いています。ここでは女性達の恋愛なり、仕事なりのそれぞれの価値観の違いを観ることができ、楽しめました。
この映画を見終わって感じたことが、男性は、なんて身勝手で子供っぽく、不甲斐ない“いきもの”なんだろうと、男性ながら情けないと思ってしまった。(この前に「ただ、君を愛してる」「虹の女神」と恋愛映画を観ているからなのか)それに比べ女性は失恋しようが、何しようが苦しみながらも幸せに向かって一生懸命強く生きていけるもんなんだと、、、
今年後半はなんとなく恋愛映画がかなり多い気がする。今週末も「手紙」「7月24日通りのクリスマス」と続くし、その他に「アジアンタムブルー」「暗いところで待ち合わせ」「ラブレター 蒼恋歌」と観たいものがある。。。
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